2つの穴が大きな1つの穴に トラック運転席部分は泥に埋まり目視で確認できず 崩落続き救助活動難航 穴に続く“スロープ”作る方針 崩落から54時間経過|TBS NEWS DIG

東京で発生した大規模な崩落事故が、救助活動に深刻な影響を及ぼしています。2つの穴が合体し、巨大な1つの穴が形成され、トラックの運転席部分が泥に埋まっているため、現場の確認が困難な状況です。崩落から54時間が経過し、救助活動は難航しています。

消防によると、事故が発生した交差点周辺では、さらなる崩落が続いているため、まずは重機を使って穴へと続くなだらかな坂道を作る方針が取られています。その後、穴の中に重機を入れ、救助活動を加速させる予定です。昨晩、消防隊員が穴の底に降りて状況を確認しましたが、男性運転手がいると見られる運転席部分は完全に泥に埋まっており、酸素の供給状況も不明です。

事故は午前2時37分に発生し、2つの穴の間にあった道路が崩壊しました。現場では水が出ており、崩落が続いているため、緊迫した状況が続いています。今日の午前中には再度大きな崩落が発生し、隣接する穴と穴の間のアスファルトが音を立てて崩れました。このため、周囲の人々には避難するよう呼びかけられています。

市民への影響も深刻で、下水管が詰まって水が溢れる恐れがあるため、県は12の市と町の住民約120万人に対し、洗濯や風呂の利用を控えるよう呼びかけています。現場の状況を考慮すると、長期化が避けられない見込みです。

また、水道管が緊急停止している影響で、濁った水道水が出る恐れがあるとのことです。東京ガスによると、市内の一部世帯ではガスの供給が停止されています。これらの影響を受け、周辺のスーパーでは飲料水やカセットコンロ用のガスボンベを求める客が増加しています。

一刻も早い救助と復旧が求められる中、関係者は全力を尽くして活動を続けています。市民の安全が最優先とされており、今後の状況に注目が集まっています。

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