ジュリー景子の告発本が波紋を呼んでいる。元ジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー稽古子氏による「ラストインタビュー」が7月18日に発売されるが、その内容がファンの間で激しい反発を招いている。特に、人気グループ「キング&プリンス」の分裂に関する記述が問題視されており、当事者たちを置き去りにした内容にファンは怒りを隠せない。
7月10日、女性誌「女性セブン」で本の一部が先行公開されるや否や、キング&プリンスとそのファンは大荒れの状況に。告発本は、作家の早和がジュリー氏に行った複数回のインタビューを基にしており、ジャニー北川氏の加害問題や、ジュリー氏と母メリー北川氏との確執が語られている。しかし、ファンが最も反発しているのは、キング&プリンスの分裂騒動について触れられている点だ。
2022年11月、グループの分裂が発表され、ファンの間では非常にデリケートな問題として扱われてきた。その後、平野紫耀ら3人が脱退し、ナンバーアイを結成したが、今回の告発本で再びその経緯が蒸し返されることに、ファンは強い不満を示している。SNS上には「もう金ぷりとナンバーアイのことはほっといてほしい」といった声が溢れ、双方のファンが一致して反発している状況だ。
芸能関係者も、ファンの心情に理解を示し、「当人たちとは無関係なところで蒸し返されてしまってはたまったものではない」と語っている。この告発本が今後の芸能界に与える影響は計り知れず、ファンたちの心にさらなる波紋を広げることが懸念されている。果たして、ジュリー氏の真実がどのように受け止められるのか、注視が必要だ。