「早くご飯食べたい」通院時に火災が発生し自宅に戻れなくなった人も… 茨城・常総市の火災が延焼中 約2000人に避難指示【news23】|TBS NEWS DIG

茨城県常総市で、午後3時ごろに発生した火災が現在も延焼中で、約2000人に避難指示が出されています。消防隊は強風の中で消火活動を続けており、火の勢いは衰える気配がありません。火災は枯草から始まり、雑木林や周辺の建物にも燃え移っています。現場では黒煙が立ち上り、消防隊員は「相当以上に燃え広がっている」と地元住民に説明しています。 避難指示が出されたのは、720世帯、約2000人に及ぶ住民です。火災の影響で、自宅に戻れなくなった人々もいます。ある男性は、病院の通院中に火災に遭遇し、「早く帰りたい、ご飯を食べたい」と話していました。この状況下、避難所での生活を余儀なくされている人々の不安が募っています。 また、強風の影響で、都内から現場に向かう車も風に煽られ、運転が危険な状態となっています。茨城県では乾燥注意報が発表され、火災のリスクが高まっていることが懸念されています。 さらに、火災だけでなく、強風による事故も相次いでいます。横浜市では小学3年生の男の子が強風で飛ばされた帽子を追いかけて車道に入ったところ、車に跳ねられる事故が発生しました。また、仙台市では強風で倒れたコンテナに男性従業員が取り残され、救急隊によって無事救助されました。 強風は全国各地で観測され、最大瞬間風速が30メートルを超える地域もある中、建物の倒壊や交通事故が相次いでいます。茨城県上空では、風によって大量の砂埃が舞い上がり、視界不良が続いています。 このような厳しい気象条件の中、農業にも影響が出ており、特に埼玉県内のイチゴ農家では、寒さと寒冷前線の影響で収穫量が減少しています。農家は暖房を使用してビニールハウス内の温度を上げる必要があるものの、燃料の高騰が経済的負担を増しています。 今後の天候については、週明けから再び強い寒気が流れ込む予想があり、厳しい寒さが続く見込みです。地域住民や農家にとって、今後の影響が懸念されています。

「息できずパニック」「爆風でエスカレーター吹き飛んだ」台湾デパート爆発4人死亡 29人けが 日本企業が提携して運営【news23】|TBS NEWS DIG

台湾の中市にあるデパートで、現地時間の午後0時半過ぎに発生した大規模なガス爆発が、4人の命を奪い、29人が負傷する事態となりました。この爆発は、フードコートや医療店が所在する12階で起こり、その衝撃は周囲の階にも及びました。 消防当局の報告によれば、爆発は12階で発生し、建物内は一瞬にして混乱に包まれました。目撃者によると、爆発音と共に建物が揺れ、天井から照明が落下し、瞬時に電気が消えて真っ暗になったとのことです。避難を試みた人々は、階段に散乱した破片や煙の中を必死に逃げ惑い、強い恐怖に襲われました。 14階にいた一組の夫婦は、爆風の影響でエスカレーターが上に吹き飛ばされる様子を目撃しました。爆発の威力は非常に大きく、館内のエレベーターからは水が噴き出すなど、被害の規模が明らかになっています。爆発直後の映像には、天井から落ちた大量の残骸が床に散乱している様子が映し出され、混乱する人々の姿も確認されました。 現在のところ、台湾のグループと提携して運営しているこのデパートの関係者が爆発の原因を調査中であり、事故の詳細はまだ明らかにされていません。日本政府によれば、現時点で日本人の被害についての情報は入っていないとのことです。 この事故は、台湾国内外で大きな関心を集めており、今後の調査結果が待たれます。引き続き、被害者の救助とその後の対応が求められている状況です。

枯れ葉から雑木林や建物1棟に燃え移り…消火活動続く 周辺住民2000人超に避難指示 茨城・常総市の火災|TBS NEWS DIG

茨城県常総市で発生した火災が、周辺の雑木林や建物に燃え移る事態となり、消火活動が続いています。火災は午後3時前に坂手町で発生し、約4時間後の現在も、消防隊員たちが消火作業にあたっています。消防によると、火は枯れ草から始まり、その後、周囲の雑木林や1棟の建物に延焼したと見られています。 幸いなことに、現時点では怪我人や逃げ遅れた人の確認はされていないとのことです。しかし、火災発生直後から、強風による火の勢いが増しており、周辺住民に大きな不安を与えています。地元住民は、煙が立ち込める中で避難を余儀なくされており、市は坂手町の720世帯、2043人に避難指示を出しました。 茨城県では、強風注意報と乾燥注意報が発表されており、これが火災の発生に影響を与えた可能性があるとされています。消火活動は今も続いており、消防隊は火の完全鎮火に向けて全力を尽くしています。引き続き、現地の状況に注視し、住民の安全確保に努めていく所存です。